南米最初の寄港地はベネズエラのラ・グアイラ
昨今の政情不安定、首都カラカスにおけるデモ隊と政府との
激しい応酬ゆえ、オプショナル・ツアー以外の
外出は控えるようにとの緘口令が敷かれたが、
ツアー取らないフリー行動の私は3名を誘って
旧市街地まで歩く事にした
港近くの街並みは遠目には美しく見えるが、
斜面にはゴミが溢れ経済の不安定さを物語る
1時間ほどで着いた旧市街地も荒れた街並みで
食を満たす場所も見当たらず歩いていると
1人の若者が話しかけて来る
スペイン語が解らない我らに懸命に。
英語で返すも彼は解せない
我等に付きまとい一向に離れない彼
何処か食事の出来る処はないかと設問すると
バスで隣の町まで行けばあるとの事
誰1人現地通貨のコインを持ち合わせていなかった我等
バス代くらいなら立て替えると心優しき彼
こいつは中々、信頼できそうと彼をガイド代わりと託す事とした
米ドルOKのタクシーを呼んでもらい
隣町のMACTO(マクート)まで出かける
街はラ・グアイラとは大違いでかなりの都会
食事は海辺のレストランというより食堂といった趣だが
むしろ大歓迎。廉価でまずまずの味は納得、
残念ながらワインが無かったが
隣の酒屋で調達して持ち込み有りというシステムにも納得
・・・多くの乗客がフリーで出かけるも途中で軍人、警官に呼び止められ
船に即時戻るよう促されたと後で聞く
話はまだまだ続くが長くなるので記憶に留めるとする
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